大和物流株式会社は，昭和34年８月の設立以来，建築・建材物流のエキスパートとして大和ハウスグループの事業を物流面から支えてきた。現在は，コア事業で培ってきたノウハウと実績をもとに，産業機器，流通小売などの新たな分野にも事業領域を拡大し，グループ以外へも物流サービスを提供。顧客が抱えるさまざまな経営課題をともに追求し，物流面から総合的に解決策を提案する戦略的ロジスティクス・パートナーとして，建築建材，電機設備，機械，アパレル，日用雑貨などの様々な分野で総合物流事業を展開している。

　今回の霧島市への進出は，同社九州地区（南九州エリア）のエリア目標として，鹿児島県・宮崎県・熊本県を一つの市場と捉え，電子関連企業・自動車関連企業，ヘルスケア関連企業をターゲットに３ＰＬ物流サービス事業を展開し，２０２４年問題に絡め本州・北九州エリアから南九州エリア向けのストック及び積替え地点として拠点整備を計画するにあたり，南九州の中心地であり隣接県である熊本県・宮崎県へのアクセスにも優れており，南九州エリア全体をカバーする広域物流拠点として最適な立地であることなどから決定したものである。

　これにより，地域における新たな雇用創出はもとより，地域経済の浮揚発展に大きく寄与するものと期待される。