Data

数字で見る鹿児島の姿

鹿児島県は、充実した交通インフラ、世界に誇れる企業の集積、優秀で豊富な人材、住みやすい生活環境など、魅力あふれる立地環境を兼ね備えています。
ここでは、なぜ鹿児島県は企業から選ばれるのか、鹿児島県で生活したらどうなるか、各種指標を用いながら、見ていきましょう︕

立地環境

優秀な人材の確保

県内には、鹿児島大学、第一工科大学、鹿児島県立短期大学をはじめとする大学・短期大学のほか、高等専門学校や各種専門学校等があり、工業系をはじめ、優秀な人材を豊富に確保できる環境にあります。
また、県内で新たな拠点をご検討中の企業の皆様の人材確保に係る不安は、県と市町村が一体となって全力でご支援します︕

高校生県内就職率

(令和6年3月末時点)

59.7%

参考: 令和6年3月新規高等学校卒業者職業紹介状況

短大生県内就職率

(令和6年3月末時点)

81.6%

参考: 令和6年3月新規大学等卒業者職業紹介状況

大学生県内就職率

(令和6年3月末時点)

46.2%

参考: 令和6年3月新規大学等卒業者職業紹介状況

選ばれる鹿児島県、多彩な進出候補地

県内には、充実した交通インフラや暮らしやすい住環境を備えた県や市町村が整備した工業団地のほか、民間の土地・建物や各種コワーキングスペース・ワーケーション施設などが企業の皆様の進出を待っています。
サイトでご紹介しているものは県内に存在する進出候補地の一部ですので、希望条件等をご相談いただければ随時ご希望に沿った物件をご提案・お探しします。

工業地平均価格

(令和5年度)

鹿児島県

38,300

東京都

306,700

大阪府

115,300

愛知県

60,900

参考: 都道府県地価調査

鹿児島県では、企業立地をご検討の皆様のために、企業立地促進補助金をはじめとした各種支援を行っています。
そのため、鹿児島県は多くの企業様から選ばれ、九州でもトップクラスの企業立地件数を誇ります。
もちろん立地をして終わりではなく,進出後も定期的な訪問などを通じたフォローアップや様々なお困りごとに応じた支援内容を準備しています。
県と市町村が一体となって企業誘致、その後の操業支援を行っており、企業様に寄り添ってサポートしてまいります。

企業立地数

(令和5年度)

42(県立合立地協定数)

参考: 鹿児島県業立地課調べ

生活事情

暮らしやすい鹿児島県

鹿児島県は、全国的に見ても物価水準が低く、暮らしやすい地域です。
全国平均基準(=100)とした消費者物価地域差指数は、鹿児島県は97.2、鹿児島市は97.6となっており、都道府県では第3位、県庁所在市の中では第4位、九州では第2位の低さとなっています。

消費者物価指数
地域差指数

(令和5年度・
都道府県、都道府県庁所在地)

鹿児島県 97.2%
鹿児島市 97.6%
参考:統計でみる都道府県のすがた

また、生活するのに欠かせない住居についても、三大都市圏等と比較して圧倒的に費用が安く、ゆとりのある環境です。
通勤までの時間が短いと朝もゆとりをもって過ごせますし、帰宅後の余暇や睡眠時間も長くとれます。    
鹿児島県の通勤・通学時間は1日往復1時間程度
であり、空いた時間を有効に使え,ストレスなくゆったりと通勤できます。

住宅地平均価格

(令和5年度)

鹿児島県

27,600

東京都

404,400

大阪府

155,200

愛知県

112,300

福岡県

65,800

参考:都道府県地価調査
住宅の敷地面積

(令和5年度)

鹿児島県
305
東京都
139
大阪府
131
愛知県
239
参考:統計でみる都道府県のすがた
借り家住宅の延面積

(令和5年度)

鹿児島県
50.8
東京都
40.8
大阪府
44.0
愛知県
47.2

参考:統計でみる都道府県のすがた

平均通勤通学時間
(令和3年度)
鹿児島県
時間

(全国8位)

東京都
時間 35
大阪府
時間 27
愛知県
時間 18
参考:社会生活基本調査
睡眠時間

(令和3年度)

鹿児島県
時間

(全国3位)

参考:社会生活基本調査

ちなみに奄美群島はスギ、ヒノキの面積の割合は極めて小さく、花粉がほとんど飛んでいません。花粉症の方は花粉症の季節だけでも一度奄美群島で滞在してはいかがでしょうか︖

子育て・医療事情

安心の子育て環境、充実の医療環境

暮らしやすさは社員の働きやすさに直結します。安心して生活するためには子育て環境・医療環境も重要なポイントです。
鹿児島県は、小さなお子さんを育てるのに最適な環境であり、実際に全国でもトップレベルの出生率を誇ります。
保育・教育施設の数だけでなく、地域全体で子どもを育てる意識があるため、安心して子育てをすることができます。

合計特殊出生率 1.48

(令和5年度)※国内1.20

全国

参考:令和4年人口動態統計

0〜5歳人口10万人あたりの認定こども園数

全国

参考:統計でみる都道府県のすがた

6〜11歳人口10万人あたりの小学校数

全国

参考:統計でみる都道府県のすがた

12〜14歳人口10万人あたりの中学校数

全国

参考:統計でみる都道府県のすがた

6歳未満の子どもを持つ夫の家事関連(イクメン)時間
(家事、介護・看護、育児、買い物)

(令和3年度)

鹿児島県
時間
東京都
時間 54
大阪府
時間 42
愛知県
時間 58
参考:社会生活基本調査
人口1000人あたりの刑法犯
鹿児島県

3.22

東京都

5.89

大阪府

7.73

愛知県

5.29

参考:統計でみる都道府県のすがた

また、充実した医療施設を有しており,全国トップクラスの医療環境を備えています。

人口10万人あたりの一般
病院数 12.7施設
(令和元年度)
全国2
参考:統計でみる都道府県のすがた
人口10万人あたりの病床数 1613.1床
(令和元年度)
全国2
参考:統計でみる都道府県のすがた
交通事情
鹿児島県は本土最南端に位置しており、古くからアジアの玄関口としての役割を担ってきました。 現在も国内屈指の旅客数を誇る鹿児島空港をはじめ、CIQ機能を備えた港湾が港(鹿児島港、川内港、志布志港、名瀬港)あります。
また、奄美空港や屋久島空港などの離島の空港から直接主要都市に移動できるとともに,海路でも県外と繋がっていることから,県本土や主要都市との行き来に複数のルートを選択できます。
さらに、鉄道・高速道路が県内各地に張り巡らされており、県内外への移動の利便性が高いです。

利便性の高い鹿児島空港

鹿児島空港は、九州そして日本の南の玄関口として、国内各地の都市を結ぶとともに、ソウルや上海、香港、台北といったアジアの主要都市とも結ばれています。
特に羽田空港とは一日20往復以上の便で結ばれており、羽田空港発→鹿児島空港着の始発便は6時25分発、鹿児島空港発→羽田空港着の最終便は20時40分発と朝早くから夜遅くまでの運航で、日帰り出張も可能です。
羽田空港以外の国内主要空港にも多くの便で結ばれており、帰省・旅行・出張において、高い利便性を持つ国内有数の空港となっています。
また、高速道路のICが鹿児島空港に隣接し、県内外の主要都市と連結しているため、貨物ターミナル、冷蔵冷凍施設や工業団地が整備され、国内・国際貨物の流通拠点となっています。

首都圏・関西と近い県内離島

離島においても、多くは空港、港湾が整備されており、ゆったりとした時間を普段は過ごしながら、首都圏や関西圏へは容易に移動でき、高い利便性を持っています。
なかでも奄美大島は東京や大阪,福岡,那覇,屋久島は大阪や福岡といった国内主要都市へ直接結ばれており、雄大な自然を近くに感じながら、本土と変わらない生活を送ることができます。

アジア・太平洋と国内を結ぶ港湾機能

県内の港湾では、鹿児島港、川内港、志布志港に国際コンテナ定期航路が設定され、近年物流業における働き方改革やカーボンニュートラル推進の観点から、県内にある製造業大手の輸出・国内輸送を担うなど、今後更なる発展が見込まれています。
特に志布志港は「国際バルク戦略港湾」に指定されており、飼料や木材の輸出入をはじめとして、国際コンテナ定期航路が4航路11便設定され、南九州地域における国内外との物流拠点となっています。
なお、川内港、志布志港からの貨物輸送や県内離島から本土への貨物輸送については、支援制度も準備しています。

各地と繋がる鉄道ネットワーク

鉄道については、九州新幹線が新大阪まで直通しており、乗換なしで西日本の主要都市から鹿児島県へ移動できます。
また、県内各地へ鉄路が張り巡らされており、旅客のみならず貨物の輸送においても重要な役割を果たしています。
県内では、コンテナ貨物を取扱う拠点が2個所(鹿児島駅、川内駅)あり、企業の陸上輸送手段の選択の幅を拡げています。

整備された道路ネットワーク

高速道路は、広域的な幹線道路として、九州縦貫自動車道,東九州自動車道、南九州西回り自動車道などが県外から鹿児島市を結ぶとともに、県内各地を結ぶネットワークを形成しており、これらを補完するため、地域高規格道路をはじめとする主要道が県内主要拠点を結んでいます。 
一般道についても、鹿児島市などの市街地中心部を除いて渋滞が少なく、定時性・速達性に優れています。