株式会社トヨタ車体研究所(鹿児島市:R5/2/2)

株式会社トヨタ車体研究所(鹿児島市:R5/2/2)

株式会社トヨタ車体研究所は鹿児島市と立地協定を締結しました(2月2日)
近藤代表取締役社長(中央)、下鶴鹿児島市長(右)、平林県商工労働水産部長(左)
株式会社トヨタ車体研究所は、平成2年にトヨタ車体株式会社(本社:愛知県)の100%子会社として設立し、トヨタ車体グループにおける自動車開発やシステム開発を担っています。
同社は、車両全般の設計から自動車部品・付属品の設計・試験をはじめ、工場の生産性向上や作業の効率化を目的としたロボット等のシミュレーションや,生産技術・製造支援等を行うシステム開発を手掛けるなど、自動車開発における幅広い分野で活躍しています。
今回の事業所増設は、自動車業界の大変革期において自動車の電動化・自動運転をはじめ、CASE注1やMaaS注2など加速するデジタル化社会に対応するため、トヨタ車体グループにおける工場のIoT化促進に向けた新たなシステム開発拠点を設けるもので、今後は、更に鹿児島大学を中心とした教育機関や、地元IT企業との連携強化も推進することとしています。
今回の増設により、地域におけるICT産業の活性化及び雇用の創出に大きく貢献するものと期待されます。

注1)CASE:Connected(通信機能を有すること)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(カーシェアリング)、Electric(電動化)の頭文字をとって作られた造語で、自動車産業の変革を象徴するキーワード

注2)MaaS(Mobility as a Service):様々な種類の移動サービスを、需要に応じて利用できる一つの移動サービスに統合し、経路検索や予約、決裁等を一括で行えるシステム

立地協定締結日

令和5年2月2日(木曜日)

(1)所在地:鹿児島県霧島市国分上之段395番地1
(2)設立:平成2年4月
(3)代表者:代表取締役社長夫(こんどうすお)
(4)資本金:3億300万円
(5)年商:50億円(令和4年3月期)
(6)従業員数:410人(令和4年10月末現在)
(7)事業内容:・車両全般(ボデー、外装、ランプ、内装、シート、電装、ワイヤーハーネス等)の設計
       ・CAE注3を駆使した車両の基本性能のシミュレーション・解析
       ・実際に使用される環境を想定した性能・品質・強度などの試験・評価
       ・工場の生産性向上や作業効率化のためのロボット等のシミュレーションやプログラム作成
       ・車両設計や生産技術支援、製造支援などのシステム開発
注3)CAE(Computer Aided Engineering):コンピューターでシミュレーションや解析を行えるシステム

新設する事業所の概要

(1)事業所名:株式会社トヨタ車体研究所鹿児島オフィス
(2)所在地:鹿児島市武1丁目2番10号JR鹿児島中央ビル6階
(3)事業所面積:344.91平米(104.33坪)
(4)操業開始(予定):令和5年4月
(5)従業員数(計画):従業員数30人(うち新規雇用者数30人)※5年目
(6)事業内容:工場IoT化促進のためのシステム構築及び開発

このページに関するお問い合わせ

鹿児島県商工労働水産部産業立地課
電話番号:099-286-2983