株式会社高山産業は、昭和51年6月、姶良市（旧蒲生町）において創業し、昭和55年に工場を現在の本社所在地に新設移転、昭和59年に法人化しました。
その後、平成29年にスマートフォンの普及による電子部品の需要の高まりから大くす工場（姶良市蒲生町）を、平成31年に5Gや車載向け部品の受注増加に対応するため霧島工場（霧島市国分広瀬）を増設するなど、着実に事業規模の拡大と効率的な生産体制構築を図ってきています。
同社は、『人材なくして発展なし』の考えのもと、社員間の密接なコミュニケーションを重視し、個々がともに成長する職場環境づくりに努めているほか、外国人技能実習生を積極的に受け入れる中で、実習生への技術指導はもとより、生活環境や文化交流の充実を図っており、こうした多様性ある活発な職場環境が同社の『品質第一のモノづくり』の姿勢の源泉となっています。
今回の増設は、スマートフォンなどの通信機器や車載部品の増産計画に伴い、将来的な事業拡大を見据え、霧島市の交通アクセスの優位性と優秀な人材、豊かな自然環境に着目して決定されたものであり、地域における雇用創出、活性化はもとより、地域経済の浮揚発展に大きく貢献するものと期待されます。