有限会社小田畜産(南さつま市:R2/12/22) 2020年12月22日 最終更新日時 : 2023年3月14日 pic 有限会社小田畜産(南さつま市:R2/12/22) 有限会社小田畜産 小田代表取締役会長(中央右),本坊南さつま市長(中央左),有村南さつま市議会議長(右) 有限会社小田畜産は,昭和48年に旧加世田市において創業するとともに加世田農場を新設し,平成8年に法人化,平成10年に旧知覧町に知覧農場を新設し,平成29年に知覧農場に肥育牛舎を増設して,現在に至っています。同社は,主に肉用牛肥育と食肉加工販売を営んでおり,肉用牛肥育部門では加世田農場と知覧農場の2農場体制で,飼養頭数は4,400頭規模です。食肉加工部門では食肉処理施設へ出荷した1頭分を精肉として買い戻し,食肉加工(自社加工・委託加工)販売を行っています。今回の工場増設は,国外の小売店等からもHACCP(注1)認証の国際規格であるGFSI(注2)認証等の取得に関する要求が高まってきていることを踏まえ,今後,香港やマカオに向けた牛肉加工品の輸出継続やその拡大を図っていくために,当該認証に対応する施設及び機械設備を整備することが急務であることから決定されたものです。この事業が本格化すれば,令和4年5月にはGFSI認証を取得できる見込みとなり,南さつま市の特産品の国外輸出が拡大することをはじめとした地域経済の発展や,雇用の拡大に繋がるものと期待されます。注1 HACCP:「HazardAnalysisandCriticalControlPoint」の略。食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で,原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で,それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し,製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法。注2 GFSI:「GlobalFoodSafetyInitiative(世界食品安全イニシアチブ)」の略で,平成12年に,世界的に展開する食品事業者(世界70カ国,約400社)が集まり,食品安全の向上と消費者の信頼強化のため,自分たちの求める規格・認証スキームの承認等を行う機関。 立地協定締結日 令和2年12月22日(火曜日) 有限会社小田畜産の概要(外部サイトへリンク) (1)所在地:(本社)南さつま市加世田益山5489番地3 (農場)南さつま市加世田益山8968番地 南九州市知覧町東別府15216番地2(2)創業:昭和48年4月(3)代表者:代表取締役会長 小田 健一(4)資本金:3,000千円(5)従業員:28名(令和2年10月現在)(6)年商:2,545,274千円(令和2年8月期)(7)事業内容:肉用牛肥育,食肉加工販売 増設工場の概要 (1)工場名:有限会社小田畜産 食肉加工場(2)所在地:南さつま市加世田益山5488番地2 他3筆(3)用地面積:2,103.15平方メートル(4)建物面積:1,083.99平方メートル(延べ床面積)(5)工事着工:令和2年11月(6)新規雇用者:3名(7)投資予定額:599,540千円(8)操業予定:令和3年5月(9)事業内容:食肉加工品の製造(10)生産計画:85,710千円/年(輸出額向上効果) このページに関するお問い合わせ 鹿児島県商工労働水産部産業立地課 電話番号:099-286-2983