九州樹脂工業株式会社(薩摩川内市:R1/12/20) 2019年12月20日 最終更新日時 : 2023年3月14日 pic 九州樹脂工業株式会社(薩摩川内市:R1/12/20) 九州樹脂工業株式会社王代表取締役(中央),岩切薩摩川内市長(右) 株式会社トヨタ九州樹脂工業株式会社は,令和元年7月に薩摩川内市においてプラスチック成形材料を製造する会社として設立しました。同社は,廃プラスチックから高品質のペレットを製造する機械を中国の大手環境リサイクル機械メーカーと開発。今後,プラスチック等の買取・輸出をしている県内企業と協力して,自動車や家電等の部品の原材料となり,また,海外での需要が高まっているプラスチック再生ペレットを製造することとしています。今回の工場新設は,プラスチック再生ペレットを製造するために,廃プラスチックの破砕・洗浄ラインとペレットの製造ラインを整備するものであり,製造したペレットは,海外の自動車メーカーやプラスチック加工メーカー,総合商社等に販売する予定です。これにより,地域における雇用の創出・活性化はもとより,地域経済の浮揚発展にも大きく貢献するものと期待されます。車体研究所は、平成2年にトヨタ車体株式会社(本社:愛知県)の100%子会社として設立し、トヨタ車体グループにおける自動車開発やシステム開発を担っています。同社は、車両全般の設計から自動車部品・付属品の設計・試験をはじめ、工場の生産性向上や作業の効率化を目的としたロボット等のシミュレーションや,生産技術・製造支援等を行うシステム開発を手掛けるなど、自動車開発における幅広い分野で活躍しています。今回の事業所増設は、自動車業界の大変革期において自動車の電動化・自動運転をはじめ、CASE注1やMaaS注2など加速するデジタル化社会に対応するため、トヨタ車体グループにおける工場のIoT化促進に向けた新たなシステム開発拠点を設けるもので、今後は、更に鹿児島大学を中心とした教育機関や、地元IT企業との連携強化も推進することとしています。今回の増設により、地域におけるICT産業の活性化及び雇用の創出に大きく貢献するものと期待されます。注1)CASE:Connected(通信機能を有すること)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(カーシェアリング)、Electric(電動化)の頭文字をとって作られた造語で、自動車産業の変革を象徴するキーワード注2)MaaS(Mobility as a Service):様々な種類の移動サービスを、需要に応じて利用できる一つの移動サービスに統合し、経路検索や予約、決裁等を一括で行えるシステム 立地協定締結日 令和元年12月20日(金曜日) 九州樹脂工業株式会社の概要 (1)所在地:薩摩川内市久見崎町965番地2(2)設立:令和元年7月16日(3)代表者:代表取締役王尚(4)資本金:500万円(5)事業内容:プラスチック成形材料製造業 新設工場の概要 (1)工場名:九州樹脂工業株式会社プラスチック再生ペレット製造工場(2)所在地:薩摩川内市久見崎町965番地2(3)用地面積:3,916平方メートル(4)延床面積:723.64平方メートル(5)建物構造:鉄骨造平屋建(6)着工予定日:令和元年12月(7)操業予定日:令和2年3月(8)新規雇用予定者:40名(9)投資予定額:約4億4,800万円(10)事業内容:プラスチック原材料の製造(11)売上計画:12億円/年 このページに関するお問い合わせ 鹿児島県商工労働水産部産業立地課 電話番号:099-286-2983