株式会社クエイルは，平成25年11月，ＡＷＳを中心としたクラウドアプリケーションの企画・開発・デザイン等を手掛けるクエールソフトウェア合同会社として，代表の出身地である南さつま市において設立しました。
　その後，平成26年４月に，事業拡大を目指した人材確保を理由に鹿児島市に移転し，株式会社クエイルに組織変更。現在では，ＡＷＳパートナーネットワーク（以下，ＡＰＮ）^※１の認定を得て，クラウド活用を支援する体制を構築しました。
　また，令和６年には，専門性の高さと実績の両面が評価され，「アドバンストティアサービスパートナー」^※２となり，九州に本店を構える企業としては，ＡＰＮは３社目，アドバンストティアサービスパートナーは，鹿児島初の認定企業となりました。
　同年10月には，東京都に本社を置く株式会社アピリッツグループの100％子会社となり，グループ全体のシナジーを生かしつつ，地方課題解決のため，新たなＳａａＳ^※３プロダクト事業の立ち上げにも挑戦するなど事業拡大を進めています。
　今回，リクルート面の強化や今後，福岡県など九州圏内の事業展開を見据え，天文館エリアから，交通アクセスの良い鹿児島中央駅エリアへ事業所を移転・増設します。
　これにより，地域におけるＩＣＴ産業の活性化，県内企業のＤＸ推進及び雇用の創出に大きく貢献するものと期待されます。

※１　AWS のテクノロジー，ツール等を活用して顧客向けサービス等を構築するコミュニティのこと。
※２　トレーニングと認証を受けた技術者の強力なチームを抱えかつ実績のあるパートナーのことで，セレクトティア→アドバンストティア→プレミアティアの３つの階層に分かれている。
※３　「Software as a Service」の略で，インターネットを通じてソフトウェアをクラウド上で利用するサービスのこと。